競馬漫画 おすすめ みどりのマキバオー1~2巻のあらすじと感想





(みどりのマキバオー1巻前半 あらすじと感想)
(感 想) 今でこそソダシの活躍などで白毛は有名になりましたが、マキバオーが連載された当時は今から4半世紀以上前のこと。そう思うと作者つの丸先生の斬新的な漫画に度肝を抜かれましたね。また、ご存じの通りマキバオーは普通の競走馬ではありません。小さな馬体で人気を誇っているメロディーレーンよりも約1/4の馬体。馬体重は何と100kgです(笑)
そんなマキバオーが競走馬としてサンデーサイデンスの傑作カスケードなどと死闘を演じるわけです。血統好きな私にとってマキバオーの魅力は血統明記です。おそらく実名馬を文字っているのでしょうけど、日本の血統史を塗り替えた大種牡馬サンデーサイレンスをサンデーサイデンスとしたり、マキバオーの父は凱旋門賞タマーキンはトニービン(作者に確認したわけではないので私個人の見解です)だったり、もう楽しくて仕方ありません。ついでにもう1頭のライバルアマゴワクチンの父はホラフキー。これはおそらくホリスキーでしょう。ギャグ競馬漫画の金字塔を打ち立てたマキバオーの魅力はこういうところにもあるのだなとつくづく思います。そして、馬名を文字る発想力が凄いです。私のおすすめはジャパンカップを日本馬として初めて勝った名馬カツラギエースを文字ったであろうカツラダヨーです。

(みどりのマキバオー1巻後半 あらすじと感想)
(感 想) 1巻の後半から主要人物となるキャラが続々と登場しますね。そして、競走馬としてのライバルも登場します。中でも生涯のライバル馬となるカスケード。実にカッコいいです。そして、競馬漫画みどりのマキバオー最大の魅力は競走馬と人間が会話することろでしょう。カスケードは風貌もそうですが、話す言葉も闇に包まれたというかダークなイメージがピッタリ合うそんな男性俳優を競走馬で演じている感じです。また主人公であるマキバオーを俳優に例えるなら田舎っぺでチビで格好良くない。ただ珍しい白毛だけが特徴。そんな感じですかね。でも魅力ナンバーワンになるのです。本当に斬新な競馬漫画。マキバオーを知らない(いや、知っていると思いますが)若い世代の方やおじさん世代の方など競馬好きなら1度は読んでほしい。アラフォー世代で競馬漫画の支持率60%を超えた名作、超おすすめです!





(みどりのマキバオー2巻前半 あらすじと感想)
(感 想) 馬体重100kgの競走馬が競馬デビューしました。ただし周りの馬は約4倍5倍とある競走馬ばかりですよね。どのようにして走るのか興味津々でした。そして、またまた度肝を抜かれました。ある意味、馬格を利用しての走りですが、その代償がとても大きく面白い。もしかするとデビュー戦がマキバオーにとって1番インパクトのあるレースかも知れません。それほど面白かったですね。そして、漫画ならでは設定背景ですね。いくら前評判が高くてもデビュー前の2歳馬がダービー馬と併せ馬をするなんて、そうあり得ることではありません。しかし、それを違和感なく描かれている部分も凄いです。

(みどりのマキバオー2巻後半 あらすじと感想)
(感 想) 当時、外国産馬はクラシックに出場できませんでした。その部分も触れてマキバオーの外国産馬ライバルも登場します。まさにアメリカンチックな競走馬を上手く描かれていますね。何と言っても個性が強い。マキバオーの登場人物と登場馬は1度見ると忘れられないくらいインパクトが凄いです。それほど、各キャラの個性がいい具合に描かれています。また、ただの競馬ギャグ漫画ではなく、レースに向かうそれぞれの想いも伝わり、それが感動に繋がっていくわけですね。1度読んだら手が止まらないほどの名作みどりのマキバオー。まだ読んだことがない方は是非とも読んでみてください。必ず先が気になるほどの面白さ間違いなし。おすすめします!
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